2014年5月5日月曜日

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)2-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)1-症状編
で説明したような症状が、強迫性障害の洗浄強迫なのですが、
その洗浄強迫をなぜするのかと申しますと、
不潔恐怖という強迫性障害の症状があるからなのです。
不潔恐怖は汚いものを極度に恐れる症状です。

不潔恐怖というのは汚いものを極度に恐れる症状なのですが、
不潔恐怖の患者の汚れの概念は一般的なそれとは違い、
患者それぞれに独自のものが形成されています。
それぞれの患者によって、何が汚いものであるのかが違うのです。

患者によっては、一般的に汚いとされているものに対して、
不潔恐怖の症状が出ないのに、一般的に汚いとされていないものに対して、
不潔恐怖の症状が出ることもあります。

どうして、このようなことになるかは、不潔恐怖というのは、
その対象が実際に細菌などによって汚染されていたり、
目で見て分かるくらいに汚れていたりするということで症状が出るわけではなく、
あくまでも患者その人の、汚れの観念、汚れについての思い込みを判断基準にして、
その対象が汚いかどうかを判断しているからなのです。

そして、そのように汚いと思う対象を見れば、それに近付くことを必死に避けようとします。
万が一触れでもしてしまったら、必死になって自分の体の触れた箇所を洗浄するのです。
しかし、どれだけ洗浄しても、汚れが落ちたと実感出来ないので、
いつまでも洗い続けるというような洗浄強迫に繋がっていきます。

私もそのような不潔恐怖に悩まされるようになりました。
それが顕著になったのは私が中学1年生の13歳の時でした。
次回からは、私の症状を順を追って説明していくことにします。




不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)1-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)3-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)4-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)5-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)6-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)7-症状編

不潔恐怖と洗浄強迫(強迫性障害)8-症状編





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